<   2010年9月   >
ゲーム 趣味

要! エプロン着用

サークル名

作品内容

■□■ストーリー■□■
季節は春。これから始まる新生活に胸躍らせて、合格したばかりの学校の門をくぐる主人公「下野 和人」。
周囲と比べると、ちょっと弱気で優柔不断な彼だったが、心機一転、そんな自分を変えてやろう、と意気込んでいた。
が、そんな気合は初日で消えた。
幼馴染には怪しげな部活に強引に付き合わされるわ、クラスの学級委員を押し付けられるわ、
幼馴染の姉が教師の立場も省みずまとわりついてなにくれともなく世話を焼きたがるわ……
いきなり他人のペースに巻き込まれ、あっけなく理想の学園生活が音を立てて崩れてゆく。
意気消沈する主人公だったが、「これじゃいけない!」となけなしの気合を振り絞る。

「すぐ後ろ向きになるから僕はダメなんだ、肯定するんだ!
 部活に励んで、委員会に精を出し、先生を助け、充実したスクールライフを送るんだ!!」

しかし、すぐに彼は悟ることになる。

この学校で永く骨肉の争いを繰り広げている三つの勢力「教師連」「生徒会」「家事手伝い同好会」。
この全てに自分は関わってしまったことを。
そしてその全てに彼がどうあがいても頭の上がらない女たちが君臨していることを……。

◆◇◆主人公を巻き込む、三つの勢力!!◆◇◆
【家事手伝い同好会】
突如現れては運動部のユニフォームを洗濯したり部室を勝手に掃除して回る、家事テロ部。
生徒会も教師も、彼らの迅速且つ横暴な活動に頭を悩ませていると言う。
主人公もまた、入学初日に家事手伝い同好会の洗礼を受けるのであった。

【生徒会】
生徒の完全なる自治を標榜する生徒会。
勝手な行動ばかりする家事手伝い同好会に目をつけているだけでなく、何かと干渉してくる教師連とも対立関係にある。
クラス委員に選ばれたが故に、主人公は生徒会に巻き込まれることになる。

【教師たち】
生徒会に家事手伝い同好会にと目を光らせる教師たち。
強引な家事手伝い同好会、生徒の自治を求める生徒会。
教師たちは何とかしてコントロール下に置こうと画策する。
折しも主人公の副担任は主人公を小さい頃から面倒見ていた幼なじみのお姉さんだったのだ。
だが、学校側の企みはそれだけではなかった……!?

■□■登場キャラクター■□■
●桜屋敷 さなえ 『家事手伝い同好会会長』
本作の中心人物ともいえるメインヒロイン。
家事手伝い同好会の会長で、生徒会長の阿久津 清香とは高校入学当初から犬猿の仲。
家事手伝いと言う一見穏やかな名前とは裏腹に、過激な活動で生徒会と常に対立している。
他人からは唯我独尊的な性格に見られがちだが、実は気配りや気遣いをするのが好きな性格。
物事にのめりこみやすく、集中するとつい周囲の状況を忘れてしまう所がある。
また、思い切りのいい行動力は漢らしいと言ってもよいレベルで、その集中力があいまって
前述の唯我独尊な雰囲気が形成されている。

好きな食べ物は和菓子。特にお餅など腹持ちがいい食べ物が大好き。
運動部並みに動きまわる家事手伝い活動に必要なカロリーを効率的に摂取できる食べ物を
模索していたらなんとなく好物になったとか。



●阿久津 清香 『生徒会長』
生徒会の会長で学校を名実共に支配している。
クールで知的、リーダーになるべく生まれてきたようなまさに才媛。
しかし教師の介入を許さない行き過ぎた生徒会の自治活動により、学校一の優等生にもかかわらず
教師たちからは厄介者扱いされている。
曲がったことが大嫌いで、常に秩序を重んじる。他の生徒からは、ルールに厳しく
杓子定規で融通の効かない堅物と思われているが、実際には柔軟な思考で臨機応変に事に望むことも多い。
だがその実は、ただ単に相当の負けず嫌いで、安易に例外を作ることが「負け」に思えてイヤなだけだったりする。
とはいえその強権的な生徒会活動も、全ては秩序に満ちた学校で充実した学園生活を皆に送って欲しいと
本気で思っているが故、他人の笑顔を見て嬉しく思える気持ちを持っているのはさなえと同じである。
好きな食べ物は、エスニック系の香辛料の効いた食べ物。ただし余り辛い物はたべられない。

●角森 夜々子 『家事手伝い同好会』
主人公「和人」と小さい頃からずっと一緒だった、幼なじみこと腐れ縁。
黙って座っていれば可憐な少女なのだが、その実わがままで強引。
和人は幼い頃からずっと彼女に振り回されっぱなしの日々を送っている。
入学式でのさなえの活躍に感化され、さなえを慕って家事手伝い同好会に入会。もちろん和人も無理矢理に付き合わされる。
楽天家で自由奔放。普段から好き勝手をしているのはさなえと同じだが、
こちらは単に自分勝手なだけなので、大抵の友人が呆れて付き合ってくれなくなる。
なんだかんだ文句を言いつつも、振り回されてくれるのは今や和人だけになってしまった。
人からあれこれ指図されるのは大っ嫌いだが、寂しがり屋なのでかまってくれないのはもっと嫌。
恋人にするのはいいけれど、結婚相手には絶対選びたくないタイプか!?

●配島 里美 『学級委員』
入学早々、和人と一緒に学級委員を押し付けられた。とにかく何をやらせても貧乏籤を引く、薄幸の美少女。
本人が自分の不幸に気が付いていないところがまた周囲の哀れみを誘う。
どんなことがあっても前向きな天然系。
物静かで思慮深く、どちらかと言うと引っ込み思案。ただ人見知りはなく、誰にでもフレンドリー。
争いを好まず、物事に流されるタイプの人間なので、主人公の回りの「自ら道を切り開く」女性たちに憧れを抱いている。
三度の飯より柿ピーが大好き。お弁当を忘れても、柿ピーがあれば無問題。
一つずつ柿の種やピーナッツを摘んでは口に運んで幸せそうにポリポリするその姿は、まさに幸せを絵に描いたよう。

●角森 奈々子 『和人のクラスの副担』
夜々子の実姉にして、和人の保護者代理を自認する新米教師。和人には異常に甘い。
若いながらも厳しい指導で生徒たちからは恐れ半分憧れ半分の存在だったが、
普段の態度と和人に対する態度の余りのギャップに周囲は戸惑うばかり。
子供の頃から何をやらせても要領がよく、周囲から「りっぱなおねぇちゃんね~」などと煽てられ、
それがまんざらでもなかったので、より立派で人格者な姉をめざして、そのまま大人になってしまった。
そしてより多くの人たちにとっての「良き姉」でありたいと願って教師になった。
そんな「理想の姉」である自分をちっとも尊敬しない妹に対し、
何かにつけて感心してくれた和人をいつしか溺愛するようになる。
普段自分や他人に厳しいぶん、その反動が和人に全て向いてしまった。
本人も和人に対する態度は行き過ぎだと思っているのだが、急に態度を変えて
嫌われてしまったらどうしようと考えると、どうしても恐くなってしまって相変わらず甘やかしてしまっている。

●下野 和人
この春、私立芳陽院学園へ入学したピカピカの一年生。
周囲に流されるばかりでいつも自分の主張が出来なかった数とだったが、
この入学を機に、そんな自分を変えようと心に誓っていた。
だがしかしそんな和人を迎えていたのは、学園の三大勢力といわれる強気な女の子たちだったのだ。
和人の明日はどっちだ!?

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価格

5980円