<   2009年9月   >
ゲーム 趣味

つもバカ日誌

サークル名

作品内容

北海道の老舗メーカーとして名高い“AbogadoPowers”の処女作。
最初はPC98をベースに発売されたが、Windows時代の到来によって移植。
ゲームは本格的な四人打ち麻雀が楽しめるもので、美少女ゲームらしく、
対戦する女の子から栄和(ロン)すると、徐々に服を脱いで最終的には裸が拝める、というもの。
麻雀部分は実にしっかりしているが、ゲーム中に手に入るアイテムを使用すればイカサマプレイも可能。
もちろん、イカサマ抜きの麻雀も存分に楽しめるぞ。

■ストーリー
河童木杉雄(主人公)は、素晴らしいテクニックと天性のツキを持つ天才雀士(全て自称)。
久しぶりに古巣の街に舞い戻った杉雄だったが、新顔の女雀士どもに賭場を荒らされ、昔、
カモっていた麻雀仲間たちが街から姿を消していた。
これに怒り心頭の杉雄は、女雀士どもにお仕置きすることを決意する。
お仕置きの方法は、裸にひん剥き、辱め、速やかにメイド服とかチャイナ服とか色々着せる、
というものだった。かくして、杉雄の自己満足的復讐劇が始まるのだったが……。

■登場キャラクター
●双葉千秋
手役として、やたらと七対子(チートイツ)を狙う女の子。
それは双子だから、というのがもっぱらの噂?
高確率で七対子を狙う、根性の入ったチートイラー(本日命名)。
危険牌の読みもスルドイので、彼女から栄和(ロン)するのは至難の業?

●河内見奈子
あっけらかんとしたのほほんとした麻雀好きの女子校生。
麻雀テクニックはほとんどなく、ペンチャン&カンチャン待ち関係ナシ。
和了牌が無くてもリーチしてしまうほどの体たらく。
しかし、ツキ始めると手がつけられなくなり、裏ドラ大フィーバーなんてことも……。

●キャサリン・“カミカゼ”・ターナー
熱く滾るカミカゼ・スピリッツを持つアメリカ人女性。
大の日本びいきで、カミカゼ・スピリッツを持つ日本男児を彼氏にしたい、それが彼女の夢。
麻雀は初心者だが、何故か、河底撈魚(ハイテイ)ツモに異様な執念を燃やす。

●服部郁子
サッカー大好き少女。
「読売ビバルディ」の熱血サポーターで、二部落ちした今でも熱心に応援している。
清一色(チンイツ)、混一色(ホンイツ)、一気通貫を好み、
特にビバルディカラーが緑なことから、ソウズに偏る傾向がある。

●吉田利子
堅実な性格で、打ち筋も堅実な銀行員。
基本的に勝負事は苦手ながら、将来のマイホームを夢見て、その資金を稼ぐべく、麻雀を打っている。
マンズの集まりが良いらしく、それを中心に手作りすることが多い。

●冴咲かんな
かつては某お嬢様学校に通っていた良家のお嬢様だったが、彼女に何が起こったのか、
現在は、北海道は老舗のレディース暴走族・北海鮭連(ほっかいシャケれん)に所属。
気風のイイ麻雀打ちで、時折、「オープンリーチ」をやらかすことも。
とにかく、気合を連発。

●伊藤芳子
学生結婚して、早七年目の専業主婦。二児の母(つよしくんと、ななちゃん)。
家計を助けようと始めた麻雀にはまってしまい、今や彼女に無くてはならない麻雀。
基本的に安手上がりの貧乏麻雀で、あまり怖くない?

●鰐渕彩
ボディコン大好きのイケイケ女子大生(=死語)。
遊びは派手だがお金はなく、それなら麻雀でオヤジをカモっちゃえ、と舐めた考えで雀士になった。
麻雀のスタイルは“鳴き”を基本として高めに持っていく、
ハイリスク、ハイリターンな麻雀。調子付かせると怖いかも。

●田村尚子
仕事も遊びも程よく頑張る眼鏡ッ娘OL。
ハイミスになる前に彼氏を作って結婚を……、と考えるお年頃。
これといってクセのある打ち方をするわけではないが、
夕方五時を過ぎると腕もツキも格段にパワーアップする「五時から女(=これも死語)」。

●桑原シズ江
あの戦禍を潜り抜け、酸いも甘いも全てを知っている老女で、「字牌ババァ」の二つ名を持つ。
その打ち方も非常にしぶとく、手強く、せこい。
心配するな、ご褒美グラフィックはシズ江の若かりし頃のものだ。

●海老原まゆみ
プロレス大好きな浪速の元気娘。
勝負事が大好きなことが災いし、麻雀にタップリドップリ漬かってしまった。
豪快な麻雀を得意とし、よくドラを切ってしまうのが玉に瑕。
しかし、「雪崩式フランケンシュタイナー一発ツモ」と呼ばれる(=自称)の破壊力は大きい(……が不発も多い)。

●御國院禊
微笑みを絶やさない、物腰柔らかな、しっとり和服美女。
打ち筋は常にマイペースながら、強大な運を持っており、侮れない。
しかし、自分の手作りに自信がなく、誰かがリーチするとベタ下りしてしまう気弱なところが可愛い。

●福田小百合
夫に先立たれたうら若き未亡人。
今後に不安を感じながらも、亡き夫の好きだった麻雀で生きていこう、
と思ったかどうかは不明だが、とにかく雀荘に出没する。
良い手を組んでいても運がないのか、なかなか和了できず、
さらには誰かのリーチに振り込んでしまうことも、しばしば。

●深沢詩美
平社員たちの憧れの的になっている某商社の社長秘書。
社長のセクハラをさらりと避けつつ、しっかりと仕事をこなす有能な女性。
打ち手はメンゼンを基本として、鳴かない。
そのため手作りは遅く、目立たないが、冷静で堅実、まず振り込まない、なかなかの強敵。

●如月悠
某お嬢様学校に通う女の子。
良家のお嬢様で、育ちがよく、礼儀正しいが、何故か雀荘に出没する。
慌てず、騒がずをモットーに、落ち着いた打ち方をする彼女だが、他の人に迷惑がかかるから、
とまったく鳴かない、というポリシーを持つ。

ジャンル

価格

1980円