<   2008年11月   >
ゲーム 趣味

妻買い

サークル名

作品内容

明治三十年、物語は斜陽の華族である“中御門家”へ一人の男が婿入りする所から始まる。
十三年前にかつて使用人として働いていた久世征次が、この中御門家を買ったのだ。
その月日は、使用人だった寒村の少年が戦争特需に乗りのし上がるのに十分な年月だった。
征次は、相場に手を出し多額の借金を抱えてしまった中御門家を買い取り“子爵”の地位を得て
さら上を目指すために、中御門家の忘れ形見である、朔夜に無理矢理婚姻を迫ったのだ。
かつて兄のように慕ってくれていた朔夜も、今の彼には自分がのし上がるための道具にしか見えていなかった。

初夜の褥から始まる結婚という名の蹂躙の契約は、二人にどんな結末を見せるのか―――。

■登場キャラクター
中御門朔夜(ナカミカドサクヤ)
スリーサイズ88/58/89 身長157cm 体重43kg 年齢19歳
中御門家の最後の一人。父の相場での失敗・事故死と続き財産を無くし多額の借金を背負ってしまう。
その折りに取引相手だった鷲尾から政略結婚すれば借金を肩代わりする相手が居ると聞かされ、
幾代も続く中御門の血と家を残すため、『久世征次』との婚姻を認める。
苗字は違うが名がかつて兄のように慕っていた者と同じ事に少しだけの期待を込めながら。
だが突きつけられたのは過酷な物としての日々であった……。
性格は芯の通った勝ち気な気性。本来は穏やかで優しい性格で使用人の宗太郎にはその面を向けるのだが、
征次には自分の所為で虐待を受け家を追い出され、自分を“買う”相手として戻ってきた彼に高圧的な態度を取ってしまう。
容姿は日本人形のような端正な顔立ちに腰まである長い黒髪を髪飾りでまとめている。服装は夏でも着物を着用。
あまり華美なものは好まず、質素な振る舞い。着物は母の物を着、売りに出さなかった。

ジャンル

価格

2800円