<   2008年10月   >
ゲーム 趣味

永遠月の巫女

サークル名

作品内容

小さな村が舞台の物語。
自然が多く残るこの村に、突出した三家があった。
一つは彬(あきら:主人公)の家。
もう一つは真夕(まゆ)の家、そしてもう一つは千夏(ちなつ)の家。
主人公の家は、代々他の二つの家の娘を正妻と妾として迎え入れていた。
二十歳となる日、主人公は満月か姫のどちらかを妻に、妾に受け入れなければならない。
しかし、二十歳となる日は残り約一週間となっていた。
小さな頃から漠然とそのことを教えられていたけれど、未だに実感が湧かない主人公。
両親とお妾さんも、平和にのほほんと一緒に過ごしていたが、
危機感を抱かない主人公に焦りを感じ始め、
自分たちはゴールデンウィーク中に旅行をするという名目で、三人を、
その期間一緒に暮らさせよう、ということになる。
そして当日。
両親と妾さんの三人が旅行に出掛けると、
入れ替わりに大きな荷物を持って主人公の家へやって来る真夕と千夏。
ここから、三人の生活が始まるのだった……。

●登場キャラクター
◆姫月真夕(きづきまゆ)
主人公許婚に当たる女の子で、彼よりも年下なことから、
主人公の事を『お兄ちゃん』と呼ぶ。
子供の頃は活発な子だったが、川に溺れた事故により
天上の世界から来た姫の霊が見えるようになり、
あまりの恐怖に誰にもそのことを言えなかったことから、
徐々に気が弱くなり他の人に強くモノを言えない性格になってしまった。
胸が小さいことが最近の悩み。
大好きな食べ物はあんみつで、朝のおめざには必ず食べている。
主人公の優しい性格に惹かれている。

◆芦屋千夏(あしやちなつ)
主人公のもう一人の許婚で、村の良家の長女。
彼女もまた、満月と同じく主人公より年下で、しかも同じ日に誕生している。
主人公の事は、『兄さま』と呼ぶ。
満月とは反対の竹を割ったような性格で、
彼女とは互いにない部分を持っている為か、気が合う存在。
素振り500回が毎日の日課。
しかし、姫もまた一緒にいると楽しい主人公に惹かれている。

◆犬守深冬(いぬもりみふゆ)
村にある氷月神社の一人娘で、巫女をしている。
隠し巫女の為か、主人公や満月、姫もその存在を今まで知らず、
ゲームが開始されてから知る存在となる。
非常に強い霊力の持ち主で、天上の世界から来た姫の霊とも度々会っているという。
幼い頃からそうだったため、容姿の割りに大人びた言葉遣いをする。
年齢は不祥だが、満月や姫とさほど変わらないように見える。
折り紙遊びが好きらしい。
主人公のことを『剣持さん』と呼ぶ。

◆剣持彬(けんもちあきら)
本作の主人公。
祖父は村長で、仲の良い夫婦と妾さんの元で、育ってきた。
現在は姫の家から正妻をとり、満月の家から妾をとっている。
とりわけ得意なこともなく、日々地味に過ごしていた。
満月や姫に対しては、年下と言うこともあり、
良き兄のように接している。
パワフルな家族には逆らえず、祖父の仕事に付き合うことが嫌ではなかったことから、
周りからは家族思いで穏やかな性格と思われている。

ジャンル

価格

2520円