<   2011年5月   >
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ゲーム 趣味

Marguerite Sphere -マーガレット スフィア-

サークル名

作品内容

■□■ストーリー■□■
その町は一言で言えば『花の町』だった。

異国情緒あふれる港町・白美根。
いたる所にマーガレットの花が自生したこの町には伝説がある。

――純粋でひたむきな想いを持つ少年少女の前には、
   花の精が願いの叶うマーガレットの花を届けてくれる――

そんな白美根町で暮らす此花大地と此花茉莉の双子の兄妹は、私立白美根学園に通っている。
妹は成績優秀・頭脳明晰、学園の男子学生なら誰もが見惚れてしまう程の可愛らしいルックス。
反して、相手が誰であろうが、言うべきことをスパッと言い切るクールエッジ。
そんなギャップのせいもあってか、茉莉は常に人々の注目を浴びる存在。

だけど、実は極度の上がり症で、上手く自己表現できないだけだったりする愛すべき妹。
そんな大地と茉莉を取り囲む幼なじみの面々との、明るく楽しい日々。
それは、いつまでも永遠に続くかのように思われた。
そう、これまではずっと――。

「やっぱり類稀なる女難の相だよねぇ……」

偶然出会って無理矢理に占ってきた占い師の言葉。
純白の花々に彩られた町で繰り広げられる、儚くもちょっと変わった恋の物語――

■□■登場キャラクター■□■
●此花 茉莉 (CV:みる)
主人公・此花大地の双子の妹。
白美根学園の2年生で、大地、美桜とは同じクラス。
クラス委員も勤める。
大地と同じく美術部に所属しており、トップクラスの画力を誇る。
極端な無口な上に口を開けば刺々しい言葉、かつ整った容姿や身のこなしから、
付いたあだ名が「ジャスミンクール」。
その言動で男子の心を鷲掴みにしている茉莉だが、実は重度のあがり症で、
人前でまともに話すことが出来ずテンパっているだけ、という気の毒な少女である。
その言動から怖い人と思われることもよくあり、
他人を恐縮させてしまったり、最悪泣かせてしまうこともある。
パシッと演説を決めたり、男子や後輩を震え上がらせた日は大抵、
トイレや自室でうじうじ悩んだり大地に泣きついたりしてる。
外でのクールな言動とは裏腹に、家では大変なお兄ちゃん子で甘えん坊。
普通にべたべた触って甘えているし、ホラー映画を見た夜などは、いまだに一緒に寝てもらったりする。

「大地ぃ……明日の朝早いから、今夜は腕枕でおやすみ、おねがい……だめ?ダメ?いいよね?」

●薬師寺 蓮  (CV:芹園みや)
此花兄妹の家のご近所の1年上の先輩。3年生。
裕福な家庭の令嬢であり、父は白美根の町長。
白美根学園の学生会長も努めている。
支配者一族に相応しい麗人的な凛々しい美貌の持ち主で、性格も同様に凛として颯爽とした快活な女性。
極めて社交的で好奇心旺盛なこともあり、学園では取り巻きが多い。
そんな完璧お嬢様の蓮だが、実は『気を抜くとすぐに眠ってしまう』という変わった病を患っている。
そのことは周知の事実なのだが、本人のプライドが高いことが災いして、
ツッコまれたり言い訳の出来ない状況に追い込まれると、キレてしまって
冷酷な暴君モードに豹変し周囲を無理矢理黙らせてしまう。
厄介なことに合気道の達人でもあるので、キレた際によく他人を投げ飛ばしたりする。
家庭のことなどもあり、割とちやほやされたり腫れ物に触るような扱いをされたりして育ってきたが、
本人はそういうのが嫌いで、積極的にみんなに溶け込もうとする。
が、要所要所で眠ってしまうので、いろいろ要らぬアクシデントやトラブルを巻き起こしてしまったりする。

「ほら、怪我したとこ見せなさい。
 まったく、いつまで経っても大地は意地っ張りなんだから」



●緑川 なのはな (CV:小倉結衣)
此花兄妹の家の近所に住む女の子。
1年生。
家がまるで昭和を思わせるようなボロ長屋、母は内職やパート三昧で
弟と二人でそれを支える、かなりパンチの効いた極貧生活を送っている。
白美根生まれで、子供の頃から茉莉や大地とも仲良くしていたのだが、
実父のこさえた借金を母が頑張って整理している間、永郷市の親戚の家で生活していた。
全く裏表のない、明るく健気な女の子で、人の言うことは何でも信じてしまう上、
おっちょこちょいなところもあるが、決して挫けない。
大地や茉莉を慕って、かつ実父が画家をやっていたこともあって美術部に入部。
しかし、なのはな自身は内職やバイトで忙しいので、部活はよく休む。
胸が大きいのは悩みの種で、本人はもう少し身長が欲しいと思っている。
子供の頃、自分の名前が長くてうまく言えなかったこともあり、
みんなからは「ななちゃん」「なな」と呼ばれる。

「センパイ、おはようございますですー。
 今日もいいお天気で、川でお洗濯するの気持ち良さそうだなーです!!」

●大浦 美桜 (CV:青山ゆかり)
此花家の向かいに住む少女で、文字通りの幼なじみ。
白美根学園の2年生。
母親同士が同級生で旧知の仲だったために家族ぐるみで仲が良く、
此花兄妹のことを家族の一員だと認識している。
大浦家で作った晩ご飯のおかずや食材などを持っていって、そのまま此花家で食事するのも普通の光景。
裏表が一切無く、仁義を重んじる性格。
その一方で融通が利かなくて頑固者であり、そのくせお節介焼きだったりする、
ちょっとツンデレ入った厄介な女の子。
ラクロス部のエースであり、さっぱりとした女の子っぽくない物腰から、
後輩女子に絶大な人気がある。
スポーツ万能でルックスも上々な美桜だが、本人は胸が小さいのを大変気に病んでいて、
そんな話題になった途端、露骨に落ち込んでしまう。
また、勉強が大の苦手であり、試験の前後は別人かと思うくらい憔悴しきった姿を見せることも。
ちなみに茉莉が大地に相談できないことを相談する唯一の相手でもある。

「茉莉、泣かない泣かない。よしよし、茉莉は本当に頑張ったねぇ。馬鹿兄貴とは大違いだよ」

●マーガレットさん (CV:榎津まお)
白美根町に最近姿を現した占い師。
道端にテーブルを置いて、そこで適当に客を引いては、いい加減な占いをやってくれる。
大変口が悪く、占いの文言もふざけた物言いばっかりだが、不思議とよく当る。
占いで水晶球を使うことは滅多に無く、毎回怪しげなアイテムを用いては失敗するのがお約束。
大変謎の多い人物だが、明るくてお茶目なので、町の人々ともすぐに馴染み、
「マーさん」「マーちゃん」などと呼ばれて親しまれている。
悪戯好きで毒舌家。
ユーモアもあり最近の話題にも詳しく、平然と下ネタもかます。
そのくせ短気で、占いを馬鹿にされると水晶球の杖を振りかざして相手を追いかけたりする。
帽子の下の素顔を見た人間は今のところいない。
数少ない証言者の話も「光る目玉だけが浮かんでいた」「ドクロみたいな形相だった」
「いや、絶世の美少女だった」など実に様々。
プライベートもほとんど謎だが、夜間は駅前や公園のベンチで
新聞紙を被って寝ているところをよく目撃されている。

「そこの少年、占っていかんかえ。お代はいらないよ。
 でもコーラ買ってきてくれると少し運勢良くなるかも」

●此花 大地
主人公。
白美根町で生活を営む青年。
白美根学園の2年生であり、茉莉の双子の兄。
中性的な顔立ちで見た目は爽やかな印象だが、体育会系な性格で熱くて直情的。
女性には全般的に優しいが、本人はあくまでもそっけない態度を演じているつもり。
茉莉には子供の頃から妹としての深い愛情を注いでおり、何があっても守り抜く存在だと思っている。
学園での成績は良くない代わりに身体能力が高く、子供の頃はサッカーをやっていた。
が、母の単身赴任、茉莉の成長、自身の学業成績などの諸々の条件が重なったためにさっくりと辞めた。
今は茉莉と同じ美術部所属だが、あんまり努力していないのも相まって、落書きレベル。
抽象画だ、キュビズムって奴だと適当な言い訳をしては、茉莉以外の人から冷ややかな視線を受けている。
黙っていれば美形なので、何気に女子に人気がある。
しかし暑苦しい性格なうえ、シスコンなので大抵の場合は面白い人扱い。
しかも馬鹿正直で生真面目なので、基本的にはイジられ役という悲しい男でもある。

ジャンル

価格

7140円