<   2009年9月   >
ゲーム 趣味

戦場デ少女ハ躰ヲカケル

サークル名

作品内容

とあるリゾート国。発展途上国だが資源に恵まれ、国の富は異常に高い。
そのため、世界各地からさまざまな人々が集まっていた。
アメリカ軍で華々しい戦果をあげながら、なぜか若くして退役した主人公は、
のんびりとしたバカンスを満喫していた。
だが、そこで起こった軍事クーデター。主人公は妹と共に拘束され、
クーデターの首謀者たち、解放軍司令部の前に連行される。
解放軍は主人公のアメリカ軍時代の戦果に目をつけ、婚約者を人質に、
主人公にクーデター軍の指揮をとるよう強要する。主人公はやむなく指揮をとり、戦場へと向かう。
この国は、幼い王子にかわって実権を母親が握っており、あらゆる産業で女性が進出していた。
軍においても例外でなく、王国軍、解放軍共に女性の比率が高い。
主人公は捕らえた女性兵士たちを時には保護しつつ、だんだんとこの解放戦争の裏に気づいていく。
それは、この国の天然資源を独占したい外国企業の差し金だった。
主人公は出会った女性たちの協力を得ながら密かにこの国の真の解放をめざすことになる。

■登場キャラクター
●アリシア・ロロッガ
明るく気が利き、人当たりがよくて、ちょっとだけボケがあるというお決まりの様な個性の持ち主。
間違いなく軍服よりも、白い看護婦の衣装を着て微笑んでいる方が似合ってるタイプ。
彼女は戦いに参加していくうちに、戦争や殺人に罪悪感を感じてくが、周りは全く疑問を持っていない。
また、そんな異常な状況に徐々に適応していく自分にも嫌気がさしている。
彼女の気持ちを唯一理解してくれる主人公に惹かれていく。

●クリスティーナ・デオロット
あだ名は『ダスティ(ゴミくず)』。ドジでおっちょこちょいな女の子。
いつもサフィナから怒鳴らせれてばかりいる。周りからいじめられながらも、必死で頑張り続ける。
弟、妹が合わせて12人おり、家族を食べさせていくために、志願兵として参加。
敬語の使い方が下手なので、緊張すると「ごめんなさいであります」「がんばるです」などの言い回しになってしまう。
明らかに兵士には向いていないが、彼女の身の上を知った主人公はそのまま隊に置くことを認める。
だが、アメリカで育ったショーンと、発展途上国の最底辺で育ったダスティには根本的な部分でギャップがあり、
ショーンの好意が、逆に彼女を仲間から孤立させることになる。

●サフィナ・カネンメイヤ
ショーンの副官であり監視役。独立軍の正体(陰で外国資本が動いている)に気づいている数少ない女性。
だが、彼女はそれでも国が変わるのならばいいと思っている。
それは、彼女の家が平民であり、貴族主義に毒されているこの国を憎んでいるから。
彼女は自分の地位を上げるために、貴族たちに取り入り、体を売ってまでここまでのし上がってきた。
その結果、彼女の性的な感性はひずみ、自分より目下のものに対しては、
サドの性癖をむき出しにしていくとともに、従うものとの性的行為ではいじめられることを望む倒錯した面も持つ。
話が進むにつれ、真剣に国のことを考えてくれる主人公に心を開いていく。

●サミー・スティーブンス
陽気な傭兵で仲間達からは『サム』と呼ばれている。
女だてらに、と言われるのが嫌で、自分の腕を買ってくれる所ならどこへでもいく。
この戦争も思想的なことは関係なく参加している。
イタリア系らしいが国籍は不明(英語圏の名前だが、アメリカ出身ではないらしい。名前もたぶん偽名)。
すらっとしたボディは戦士としての訓練でしなやかに引き締まり、黒豹を彷彿とさせる。
余談だが若い女性兵士にモテモテだったりする。
姉御肌なため兵士の信頼度も高く、ダスティも彼女を頼りにしている。
だが、厭世的で皮肉屋な一面もある。
主人公とは互いに信頼し、ベッドを共にすることもあるが、恋愛といえるほどの関係ではない
『戦争の中でしか生きられないサム』と『戦争を嫌悪するショーン』はやがて
微妙な亀裂を二人の間に生み出していく。

●アフィ・モコエナ
敵軍の兵士で有能な戦車兵。
小ぶりな胸と細身の体系は戦車兵としては理想的だが、一見すると少年のよう。
表情はほとんど読み取れないし、口数も少ない。しゃべるときは感情を押し殺しながらボソボソと小声でしゃべる。
普段は冷静沈着だが、男の軍人に対しては異常なまでに残忍さをむき出しにすることがある。
彼女は自分が不幸なのは仕方が無いと諦観し、世界そのものに対して心を閉ざしている。
そのため自分以外の人間をまったく信用しない。
独立軍に捕らえられたのち、ショーンに請われて独立軍に参加する。
そこで仲間達と接することにより、少しずつ他者とのふれあいに目覚めていく。

価格

3990円