<   2009年9月   >
ゲーム 趣味

画師~隠された思い~

サークル名

作品内容

ときは大正の中期。
ところは繁栄の最中にある帝都・東京。
梅雨入りの近づく蒸し暑い時節に、物語は始まる。
若き油絵画家・相良正輝が手掛けた肖像画。
画家の仕事として申し分のないその作品は、突如、原因不明の変化を起こした。
画布に描かれた穢れなき乙女が、頬を火照らせ、口の端から淫らに舌を覗かせ、
妖しく細めた瞳で媚びを売り鑑賞する者に微笑みかける。
何者かの悪戯か?
あまりにも優れた作品ゆえに、怪しき魂が宿ったか?
それとも、鏡の如く、モデルとなった乙女らの真を映し出しているのか?
やがて、画の変貌は先触れに過ぎなかったかのように、
乙女らの身の周りでも不穏な影が蠢き始め……

▼登場キャラクター
●相良正輝(さがら まさき)
新進気鋭の若き油絵画家。
彼の画才を認めた教師の勧めもあり、西洋画家を志し上京。
芸術学校を優秀な成績で卒業後、画家として独立。
育ちの良さ故に、自分にも他人にも甘い面があるが、
温和な人柄で、自分から敵を作るようなことはない。

●成島響(なるしま ひびき)
高等女学校を経て、音楽学校に通う女学生。
成島財閥の娘として、金銭的には恵まれた環境に育つ。
好奇心に富み、明るく快活な性格は、同性からも愛されている。
将来の展望などは漠然としているが、バイオリンの腕を更に高めるため、
欧羅巴への留学にも興味を寄せている。

●宇都宮京(うつのみや みやこ)
正輝が足繁く通うミルクホールの女給。
西洋のメイド服の意匠を取り入れた制服が似合うこともあって、
店の女給たちの中でも、特に人気が高い。
しかし、本人は、それを誇ることもなく、
淑やかな微笑を浮かべて、来客に心地良い一時を提供している。

●コンスタンス・レニエ
仏蘭西から単身、日本へとやってきた少女。
母親譲りの美しい金髪と青く澄んだ瞳を備えた彼女は、
欧米人の存在が珍しくなくなった帝都にあっても、人目を引く存在である。
携えてきた不気味な髑髏の画の描き手を探している

ジャンル

価格

2800円