<   2009年9月   >
ゲーム 趣味

紅い夜-星の囁きを聴け-

サークル名

作品内容

【女性向け作品】
◆ストーリー
僕“成嶋彰人”は私立「享徳大学」への入学を機会に家を出て、とりあえずの自由を得た。
マンションの隣室では父の秘書“弥彦”がお目付け役として目を光らせてはいたが……。
母は僕が3歳のときに離婚し、今は民俗学者として世界中を飛び回っているらしい。
メールだけが僕たち母子をつないでいる。
入学オリエンテーションを終え、僕は町の散策の途中で一軒の古い日本家屋を見つけた。
なぜだかわからないけれど、僕はその家を覗き込んだ。
そのとき…僕を見つめる、一組の眼が、紅く光ったんだ。獲物を見つけた獣の嬉しそうな……。
いや。まるで僕を待っていたかのように、紅い眼の『男』は、たしかに僕に微笑んだ。
……その後、外国語学校に入学した僕は、身も凍る衝撃に襲われる。
なぜなら“ノエル・シドー”という講師が、あの紅い眼の男だったからだ!
あのときとは違う、明るく、軽薄でさえあるノエルに違和感を覚える僕。
しかし、その後、僕は戦慄すべき秘密を知ることとなる。
それは、ノエルの正体が吸血鬼だということだった!

◆登場キャラクター
●成嶋彰人
主人公。成嶋コンツェルンの一人息子。
しかし父に反目し、跡を継ぐ気はない。
3歳で母と離縁し、ほとんど家政婦など他人の手で育てられた。
12歳の時に父の命で彰人の面倒係として住み込むことになった弥彦にだけは心を許している。
強気ではあるが寂しがり屋。
物事をまっすぐに捉え、喜びや哀しみの感情を素直に出すタイプ。
甘党(お気に入りの飲物:冬はココア、夏はアイスミルク、蜂蜜入り)。
小遣いは父親から月10万(推定)、ただし弥彦に財布を握られているので好きには使えない。

●堂本弥彦
彰人の父親の秘書。絶対の信頼を置かれているほど、超がつく有能。
子供(12歳)の頃から彰人の身辺世話係でもある(彰人が父親に反発したため)。
日本の大学を出てから2年間留学。
24歳で成嶋の秘書に抜擢、25歳で彰人の面倒を任せられる。
反抗期の彰人に手を焼いたが、次第に彰人が心を開くようになる。
一人暮らしが長いせいか、家事全般が得意。
特に彰人の好き嫌いのお陰で料理はスペシャルな腕前。
好きなことは、洗濯物と布団を晴れの日に干すこと。

●ノエル・シドー
外見は現代風な青年。実は吸血鬼。
普段はどちらかと言うと『軽い』青年風。見た目は27歳くらい。
当然だが吸血鬼であることは隠して人間として暮らしている。
しかし面とは裏腹に、繊細で、厭世にも近い暗い虚脱感を内包する。
母に関しての辛い思い出を持ち、母親に会いたいという彰人に対して共感を抱く。
フランス系だが、普段は英会話学校の教師。

●カミーユ・ランタン
ノエルと共に生き残る数少ない吸血鬼一族の一人。
ノエルを追って、日本へやって来る。
自分を選ばれたものとして誇りを持ち、人間を下等なものとして見下している。

●高木知義
体育会系。
明るく、ひとつのことにあまりこだわらず、くよくよしない。さっぱりした気風。
とにかく良く食べる。

●佐々門由宇奈
『オカルト倶楽部』部長。
背が低く童顔、彰人より年上には見えないが、奇妙な押しの強さと行動力を持つ。
庵野助教授に傾倒している。
超常現象には目がないが、意外と常識人。

●山村淳
『オカルト倶楽部』副部長。
佐々門の親友、というよりも片腕、相棒、ブレーン。
佐々門を尊敬している節もあり。
物静かで何を考えているか外からわからない。

●庵野静
文学部助教授。民俗学、ヨーロッパの歴史・伝承を専門とする。
若くして学会で取り上げられ助教授に抜擢されたため、学会内や教授らで疎ましく思う者も。
親しみやすい講義内容と、若く端正な顔立ちで講義はいつも満席。
彰人に特に気をかけているようだが、どこか裏がありそうなところも。

●萩原流仁
弥彦の大学の先輩。大学を出てすぐに同棲、できた子供が佳。
若さゆえ突っ走るあまり彼女と子供を気遣えず、結局佳が生まれてわずか3ヶ月で破局。
もともと持つ正義感から検事への道を進んでいたがやる気を失い、しばらく職を転々として探偵業につく。
押しの強さと諦めの悪さ、他人がつい気を許してしまう人懐こさ。
腕は立つのだが、浮気調査やペット探しなど大した仕事しか入ってこない。
生活はずぼらで、何日か風呂に入らなくても平気。
現在は独身。商売柄、水商売のお姉ちゃんに頼られて人気者。

ジャンル

価格

3200円