<   2009年3月   >
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ゲーム 趣味

Fifth

サークル名

作品内容

―――古文書に書かれた天使に心奪われたのは、まだほんの子供の頃だった
『深蒼の夜、上天に掛かる夜
翼の子は生まれ出でる』
それを読んでからというもの、満月になる度に家を抜け出して、何度も親を困らせた。
それでも、いつか古文書に書かれている翼の子に会うのだと、ずっと夢見ていた。

『翼の子導き育てる事適えば
大いなる秘術と為す地水火風の精霊の加護を唱え、秘儀を駆使すべし』
伝承が本当の事なのか、自分の手で確かめたかった。
だから神秘学や魔術を勉強しながら、百数十年に一度という……
青みがかった月が、空の真中で真円を描く、その特別な夜を待った。
『即ち、翼の子―魔に魅入られては、悪魔となり』
『――聖に高じては、天使となるべし』
―――そして、その娘はそこにいた

ジャンル

価格

1980円